色選定のあれこれ①

前回失敗しない色選定についてご紹介しましたが今回は更に詳しくお話したいと思います。

色の選定には「ツヤ」「色の特性」「立地条件」「他との相性」「面積比」「色の組み合わせ」などが関わってきます。

今回は三つお話したいと思います!

■艶について考慮する

塗料のツヤには「艶消し」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」の5段階あります。

光の当たり具合でツヤの感じが変わるので晴天時、明るい場所で確認しましょう。

艶有り艶消し
長所・新築のような仕上がり
・汚れがつきにくい
・サイディングの凸凹が強調される
・ナチュラルな仕上がり
・ご近所と調和がとれる
・高級感を演出できる
短所・想像よりツヤがでやすい
・安っぽく見える場合も
・ツヤは2~3年で消えてしまう
・耐候性が低い
・汚れがつきやすい
・質素な印象になることも

■色の特徴を考慮する

・濃い原色系の色

経年劣化で色褪せや変色が目立つので、実際の年数よりも古く見えてしまう。

レッド・イエロー・濃いグリーン系は日焼けによって色褪せが起こりやすい。

次回濃い色から薄い色に塗り替える場合、元々の色がなかなか隠れず、何回も塗料を使ってしまうことがあります。

・汚れが目立ちにくい色

外壁の汚れの原因となる、カビ、コケ、砂ぼこりなどと色の差が少ない、淡い色や落ち着いた色が〇。人気はグレー、アイボリー、クリーム色、ベージュ、薄めのブラウンです。

・汚れが目立ちやすい色

外壁に付着する汚れは白に近い灰色のものが多いので、黒色の外壁は目立ちやすいです。

真っ白の外壁も雨だれやシミなどの汚れが目立ちやすいので、黒や白の外壁にしたい場合、フッ素や無機、光触媒などの高機能な塗料を使うのがオススメです。

・熱吸収率

白は太陽光を反射するので熱吸収が低く、暑さを軽減させることができます。

■立地条件―塗装する面のロケーションを考慮する

・一日中で特に日差しが強い西側の外壁は、紫外線による影響を受けやすいので、色によっては10年を待たずに劣化が進むこともあります。

日焼けが目立ちやすい、黒やグレー、ブラウンなどの濃い色は避けた方が〇

・軒が浅く雨がかかりやすい建物の場合、雨だれが目立ちにくい少し濃い色が〇

・周囲を畑に囲まれて砂埃が多い場所ならベージュやブラウンがオススメ

・周囲の住宅の色と同系色を選ぶとまわりの景観と馴染みやすい。

・周囲が自然の緑に囲まれている場所であれば、植物の色よりも鮮やかさを抑えた色を選ぶと自然を引き立たせながら、家も美しく見せることができます。(濃いブラウンなど)

■建物のデザインを考慮する

好みの色があっても建物の形状や雰囲気によって、似合う似合わないがあります。

和風住宅や和モダン住宅は明るい色よりも落ち着いた色がオススメです。

以上三つの項目についてご紹介しました。

また次回「他との相性」「面積比」「色の組合せ」のお話をさせていただきます。

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