こんにちは!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は中塗りと上塗りが違う塗料になるケースについてお話したいと思います。
手抜きではなく正規の方法です!
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りという三段階の塗装工程が基本です。
その中で「中塗りと上塗りは同じ塗料を使用する」というのが一般的な理解であり、実際多くの現場ではその通り施工されています。しかし実は、例外的に中塗りと上塗りで異なる塗料を使うケースも存在します。
「え?違う塗料を塗っても大丈夫なの?手抜きじゃないの?」と心配される方も少なくありませんがこれは正規の工法であり、むしろ性能や仕上がりを高めるために行われるものです!
この記事では、中塗りと上塗りを同じにするのが基本である理由を確認しつつ、なぜあえて異なる塗料を使う場合があるのか、その背景と正しい理解について詳しく解説します!
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中塗りと上塗りを同じ塗料にするのが基本の理由
1.層間のに密着性を高めるため
同一の成分・同一の樹脂であれば、塗膜同士の相性が良く、しっかり一体化します。
異なる種類の塗料を重ねてしまうと、場合によっては密着不良や剥離の原因になるため、同じ塗料で仕上げるのが基本です。
2.塗膜厚を均等に確保するため
外壁塗装において塗料メーカーは「必要な塗布量」や「標準塗膜厚」を定めています。同じ塗料を2回塗ることで厚みを安定させることができ、既定の耐久性が発揮されやすくなります。
3.仕上がりを美しくするため
中塗りと上塗りを同じにすると、最終的な色ムラが抑えられ、ツヤも均一に整います。特に単色仕上げの外壁では、同一塗料を重ねる方が見栄えの安定感に優れます。
このように、中塗りと上塗りを同じにするのは合理的で、メーカー仕様にも沿った基本の工法です。
あえて中塗りを変えるケースとは?
ここからが本題です。敢えて中塗りを上塗りと違う塗料にする、その背景はには仕上がり精度や機能性を高める狙いがあります。
1.色を変えて「塗り残し防止」
広い外壁は凸凹や影の関係で塗り残しを発見しにくいことがあります。
そこで、中塗りを少し明るめまたは暗めの色にして、上塗りの段階で「どこまで塗ったか」を一目でわかるようにします。
2.専用の中塗り材が設定されている場合
近年普及している高耐候性型の塗料(フッ素・無機・ラジカル制御型など)では、メーカーが「専用の中塗り材」を指定しているケースがあります。
これは安価な塗料を混ぜるのではなく、製品設計上必要な工程です。
例えば、光沢の強い塗料はそのまま二度塗りすると艶ムラが出やすいため、中塗り専用材で下地を整える必要があります。
この中塗り剤は上塗りとの接着の橋渡しとして重要な役割を担い、長期耐久性の維持に必要とされています。
3.特殊機能を付加するため
外壁塗装では「機能性塗料」が多様化しています。その中で、中塗りと上塗りを役割分担させる方法も採用されています。
☆遮熱機能を持たせたい場合
中塗りに遮熱顔料入り塗料を塗り、上塗りには紫外線に強い高耐候塗料を組み合わせる。
☆防水性能を重視する場合
中塗りに弾力を持たせて外壁の微細なひび割れに対応し、上塗りで耐候性を強化する。
このように、一種類の塗料では不可能な性能を組み合わせることで、建物をより強固に守れるのです。
大切なことは、「仕様書に沿った施工であるかどうか」です。
工事前には必ず「使用する塗料名」「各工程の仕様書」を確認しましょう!
気になることがあればお気軽にご相談ください!




