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今回はクラックの種類と補修方法を詳しく解説したいと思います。
ヘアークラック(塗膜のクラック)

髪の毛ほどの太さのクラックは「ヘアークラック」と呼ばれ、塗膜に細い亀裂が入ってきている状態のことです。
要因
①多いのは経年による塗膜の劣化
②建設時の不適切な塗装(吹き付け塗装で多い。吹き付けの後、十分に乾かないうちに仕上げ塗装をした。)
③塗料の選定ミス。(弾性塗膜の上に硬質塗膜をしたことで、上に塗った塗膜が下地の弾性塗膜の動きに追随できず、細かいクラックが生じる等)
補修方法
早めに塗装をする。下塗り工程時に補修用の下塗り塗料をクラックの中に刷り込むように塗る。但し、③の場合は状況によっては全面の塗膜を剥離してから再塗装することもあります。
乾燥クラック(モルタルの収縮に起因するクラック)

要因
建設時、モルタルが完全に乾燥収縮する前に表面に塗膜を作ってしまうことに起因することが多いです。モルタルから水分が抜けて収縮すると、塗膜に亀裂が発生します。
クラックの幅は狭く、素地の収縮が収まると亀裂も止まります。
補修方法
ヘアークラックと同様に補修用の下塗り塗料を使用しますが、モルタルまで届くようにする必要があるため、注入剤を注入ガンでクラックに充填する方法もあります。塗装のタイミングで補修することが多いです。
構造クラック(幅0.3mm以上、深さ0.5mm以上のサイズのクラック)
要因
①建物の耐力壁のバランスが悪いなどといった構造的な問題や、不同沈下等で建物が歪み、外壁に負担がかかるなど。
②凍結と融解の繰り返えしでモルタルにヒビが入る
③建物が大きく揺れてヒビが入った 等
補修方法
幅が大きい場合は、壁面をV字やU字にカットを入れて伸縮性と弾力性が高いコーキング材を充填する方法が取られます。
放っておくと雨漏れで木部の腐れやシロアリ被害に繋がるばかりでなくモルタルが剥がれ落ちる危険もあるので、次の塗装時を待つことなく補修することをお勧めします。




